厚生労働省は26日、2024年に立ち入り調査した外国人技能実習生が働く事業所のうち法令違反があったのは8310カ所で、過去最多だったと発表した。人手不足を補う即戦力を対象とした在留資格「特定技能」の外国人が働く事業所への調査状況も初めて公表。4395カ所で違反が確認された。
技能実習生に関する違反の内訳は、機械操作時の安全配慮不足といった労働安全衛生法違反が2837件で最も多く、割増賃金の不払いが1774件で続いた。特定技能も同様の傾向で、同法違反が最多の1378件。
具体的には、食品工場で安全装置の点検をせず、包装用の機械の刃で特定技能の外国人が手の指を切断する事故があった。
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