内閣府は26日、国民生活に関する世論調査の速報値を公表した。食生活に「満足している」「まあ満足している」との回答は計61・6%にとどまった。調査方法が異なるため単純比較できないものの、同様の質問がある2008年以降では過去最低の水準となる見通しだ。食料品をはじめとする物価高が影響した可能性がある。
「不満だ」「やや不満だ」との回答は計38・0%で、過去最も高い水準となる見込みだ。
現在の生活に「満足している」「まあ満足している」との回答は計50・2%で、昨年12月公表の前回調査から1・8ポイント減少。「不満だ」「やや不満だ」は計49・6%と2・2ポイント増えた。
政府が力を入れるべきだと考える政策を複数回答で聞いたところ「物価対策」を挙げた人が73・0%に上り、3回連続で最多だった。「医療・年金などの社会保障の整備」64・5%、「景気対策」58・7%が続いた。
世論調査は8~9月、18歳以上の男女5千人を対象に郵送で実施し、現時点の回収率は54・6%だった。
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