ソフトバンクが、人工知能(AI)による手話言語の変換ツールを、11月に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」で活用する。タブレットに向かって手話で話しかけると、自動で文章に翻訳し相手側の画面に表示。ろう者と健聴者の対話を補助し交流拡大を図る。
2021年から自治体などに提供するコミュニケーションアプリ「SureTalk(シュアトーク)」を改良した。タブレットのカメラで撮影した手話者の顔や腕の動きをAIが認識して言語化する。
デフアスリートの宿泊ホテルやイベント会場などに10セット程度を置き、通訳を介さなくても簡単なやりとりができるようにする。
これまでは日本手話言語と日本語のみに対応していたが、利用者が多い米国手話言語と国際手話をAIに学習させた。大会に合わせて「東京デフリンピック2025」に加え、「一緒に盛り上げよう」など普段使いの言葉も習得させた。対応文章は英語やフランス語など10言語を加えた。
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