阿部俊子文部科学相は26日の閣議後会見で、沖縄県石垣市の市議会が市内の小中学生を対象に「君が代」に関する調査を行うよう市に求める決議を賛成多数で可決したことに関し、学校での国歌指導は「児童生徒の内心にまで立ち入って強制しようとする趣旨ではない。あくまで教育指導として進めていくことが重要だ」との見解を示した。
阿部氏は、国歌指導は「学習指導要領などを踏まえ、児童生徒に国歌の意義を理解させ尊重する態度を育てるために行うもの」と説明。決議を受けた教育委員会の対応については「教育の政治的中立性、継続性や安定性を担保しているかの観点も踏まえた上で、適切に判断していただくべきものだ」と述べた。
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