【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比173・96ドル安の4万5947・32ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げに対する期待が後退したことを受け、売り注文が優勢となった。

 米商務省が朝方発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)確定値は改定値から上方修正された。米新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、いずれも米経済の堅調さを示したと受け止められた。FRBの利下げ路線への不透明感が広がり、売りにつながった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も3日続落し、113・16ポイント安の2万2384・70。