青森県八戸市の「みちのく記念病院」で2023年、入院患者間の殺人事件を隠蔽したとして、犯人隠避罪に問われた元病院長石山隆被告(62)は25日、青森地裁(蔵本匡成裁判長)の初公判で起訴内容を「間違いありません」と認めた。
検察側は冒頭陳述などで、殺害された男性=当時(73)=の血液検査の結果を踏まえ、主治医だった弟の哲被告(60)=犯人隠避罪で起訴=が隆被告に「肺炎でいける」と死因の偽装を提案したと指摘。その後、認知症で入院中の医師に診断書を作成させるよう看護師に指示したが、この医師が嫌がったため、看護師が医師の手を自らの手に添えて死亡診断書を書いたとした。
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