山形県鶴岡市の住宅で20日に出没したクマに、市が「緊急銃猟制度」による発砲を許可した判断は、全国で初とみられることが25日、環境省への取材で分かった。周囲の安全確認が終わる前にクマが動き出したため、従来の「警察官職務執行法」に基づき警察官が命じて猟友会が発砲した。人的被害はなかった。
緊急銃猟制度は、1日の改正鳥獣保護管理法施行で開始。人の生活圏にクマなどが出没した場合に自治体の判断で発砲が可能となった。
市によると、20日午前10時ごろ河川敷でクマが目撃され、11時ごろに住宅の庭にいるのが見つかった。その後もクマがしばらく居座った。
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