25日、宇都宮市、会社員男性(57)が「暗号資産929万3千円相当をだまし取られた」と警察に届け出た。宇都宮東署はSNS(交流サイト)を悪用したSNS型ロマンス詐欺事件として捜査している。

 署によると、男性は6月12日ごろから、マッチングアプリ内で知り合った日本人女性を名乗る者とSNSのメッセージ機能で連絡を取り合うようになった。

 その中で、相手から「金融学を専攻している」「一緒にお小遣いをためてデートの費用にしよう」「投資で得た利益は2人の恋愛基金にしよう」などと言われ、投資を始めることにした。