三重県伊賀市教育委員会は24日、市立崇広中が7月、50代男性校長の指示で2年生54人の1学期の音楽の成績を改ざんし、配布したと明らかにした。担当講師が付けた成績に疑問を持った担任が校長へ相談。三者面談前日だったことから、校長が改ざんするよう伝えた。校長は「時間がなく、焦りがあった」と説明しているという。
市教委によると、7月9日、担当講師が付けた成績と期末試験の差に隔たりがあったことから、複数の担任が「生徒らに理由を説明しにくい」と校長に相談。同日中に担当講師と対応を協議できなかったことから、校長は計4クラスの各担任らに改ざんを指示した。担任らは、5段階評価の成績を上げたり下げたりした。
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