【ブリュッセル共同】国際刑事裁判所(ICC)は23日までに、数千人が殺害されたといわれるフィリピンでの「麻薬戦争」を巡り、逮捕された同国のドゥテルテ前大統領に対する訴追内容を記載した文書を公開した。ダバオ市長時代から大統領在任中の2013~18年に76人の殺害と2人への殺人未遂に関与した疑いで、人道に対する罪に問われている。
ドゥテルテ氏はダバオ市長時代に警察官やプロの殺し屋で構成する「暗殺団」を組織し、犯罪者を超法規的に殺害するよう指示。大統領就任後も対象者を重要度に応じてランク付けしたリストを作成し、殺害に成功した警察官には5万から100万ペソの報酬が支払われることもあったという。
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