押収された麻薬のケタミン=22日午後、門司税関福岡空港税関支署

 福岡県警は22日、麻薬のケタミン約42キロをシンガポールから福岡空港に密輸したとして、麻薬取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、タイ国籍の自称会社員グリンスバン・モンチター容疑者(23)ら女3人を逮捕したと発表した。門司税関によると、日本の捜査当局として過去最多の押収量。

 逮捕は4日付。逮捕容疑は、シンガポールの空港で現地時間の4日、航空機に乗る際、ケタミン約42キロを隠し入れたスーツケース3個を手荷物として預け、福岡空港に到着して日本国内に輸入した疑い。