【ニューヨーク共同】トランプ米大統領は22日、国連総会出席のためニューヨーク入りする。23日に2期目初となる一般討論演説に臨む。米国主導で80年前に創設され、第2次大戦後の国際秩序の柱となってきた国連に対し、1期目にも増して軽視する姿勢を鮮明にしている。23日までの滞在中、ウクライナのゼレンスキー大統領らと会談する見通し。
トランプ氏は21日放送のFOXニュースのインタビューで、2020年9月以来となる演説で「国連の良い面と悪い面について語る」と述べた。
今年2月に国際機関への資金拠出の見直しを命じる大統領令に署名し「国連の一部機関や組織は米国の利益に反する行動を取っている」と批判。世界保健機関や国連教育科学文化機関からの脱退を表明した。米国からの資金拠出が大幅に減少した国連は人道支援業務などが滞り、事務職員や通常予算の削減を迫られている。
トランプ氏は18年9月の国連演説で「米国は各国に生き方や信仰について口出ししない。代わりにわれわれの主権を尊重してもらいたい」と訴えた。
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