群馬テレビ(前橋市)の代表取締役社長を解任された武井和夫氏が、社長解任後の取締役任期中の報酬450万円を同社に支払うよう求めた訴訟の判決で、前橋地裁は19日、請求通り全額の支払いを命じた。
会社側は武井氏が報酬の受け取りを拒絶し、無報酬とする合意があったと主張していた。
吉田裕亮裁判官は判決理由で、武井氏は報酬受け取りを拒むような発言をしていたが、報酬を巡る会社側の対応を疑問視していたと指摘。「無報酬とすることに合意していたとは認められない」と述べ、武井氏が報酬の辞退届を提出していない点も踏まえ、会社側に支払いの義務があると判断した。
判決によると、2014年に代表取締役に選任された。
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