立憲民主党の寺田学衆院議員(48)=比例東北=は19日、次期衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を明らかにした。引退する理由について「限られた時間の中で、家事や子育て、介護を両立させることはほぼ不可能」だったとホームページで説明した。
妻は無所属の寺田静参院議員(50)=秋田選挙区。「地元で育児を」との声はあったものの、平日は夫婦とも職務上、東京都を離れることが難しかったとし「妻の政治活動を優先するため、家事や育児の負担を一層担う」と強調した。
寺田氏は商社勤務を経て2003年衆院選で初当選。民主党政権で首相補佐官などを務めた。当選7回。