林芳正官房長官は19日の記者会見で、石破茂首相が国連総会に出席するため23~25日の日程で米ニューヨークを訪れると発表した。今年は国連創設80年の節目であると説明した上で、首相が一般討論演説に臨むと明らかにした。個別の首脳会談を通じ、緊密な連携を確認するとも述べた。
首相の出席について林氏は「核軍縮・不拡散や地球規模課題に関する日本の立場を表明する、有意義な機会だ」と強調した。世界の平和や安全の維持に向け、国連の役割を再確認する考えも示した。
首脳会談については「個別の予定は調整中だ」とするにとどめた。