【ジュネーブ共同】世界気象機関は18日、世界の水資源に関する報告書を発表し、2024年に約60%の河川流域で流量が多すぎるか少なすぎるかの異常が観測されたと明らかにした。例年より変動幅が大きく、干ばつか洪水かの両極端となる現象が各地で増加。水の循環が不安定化している。
報告書によると、過去6年間でみても、1991~2020年の平均的な流量に比べ「通常」の範囲に収まった河川流域は世界の3分の1しかなかった。24年は南米アマゾン川やアフリカ南部のザンベジ川流域で流量が極めて乏しく、アフリカ西部のニジェール川流域では大洪水が発生した。アジアではインダス川やガンジス川の流域で流量が多かった。
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