【北京共同】中国でスパイ活動を行ったとしてアステラス製薬の日本人男性社員が実刑判決を受けたことを巡り、中国商務省が中国に駐在する日本企業幹部らを集め、判決理由の一部を説明したことが18日、分かった。日本の情報機関の依頼で調査を行い、報酬を得ていたという説明内容だったという。日中関係筋が明らかにした。
通常のビジネスを行っていれば問題ないと強調する狙いとみられる。これまで日本人がスパイ罪に問われた他の事案ではこうした説明はなかったと関係筋は指摘した。
北京市の裁判所は7月、アステラスの男性社員に懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。男性は控訴せず、判決が確定した。
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