陸上女子やり投げで昨夏のパリ五輪覇者の北口榛花(JAL)が世界選手権東京大会第7日の19日に予選を迎え、全体でもトップバッターで投てきに臨む。「金メダルが一番いいのは分かっている。最高の舞台を皆さんと楽しめるように、1番を目指して頑張りたい」。大会2連覇に挑む戦いが始まる。
今季は6月下旬に右肘に炎症を起こし、2カ月近く試合に出られない期間を過ごした。復帰したのは8月20日のダイヤモンドリーグ(DL)。ファイナルでは60メートル72まで伸ばし「60メートル以上投げられたことは自信になった」と復調気配を感じ取った。
直前には拠点のチェコではなく、トルコでの合宿を選択。温暖な気候の中で最終調整し「チェコが涼しかったので、このまま東京に行くと耐えられないかなと。体を慣らして帰れそう」と暑熱対策でも万全を期した。
17日には国立競技場を訪れ、ダビド・セケラク・コーチらと笑顔を見せながら男子やり投げの予選を観戦。状態の良さをうかがわせた。女王がいよいよ日本の大観衆の前に登場する。
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