千葉県の熊谷俊人知事は18日、経済産業省を訪れ、洋上風力発電の事業推進を求める要望書を武藤容治経産相に手渡した。三菱商事が千葉県銚子市沖で進めていた建設計画から撤退したことを踏まえ「二度と起きないよう制度の見直しを進めてほしい」と強調。再発防止に向け、事業者が収益を確保しやすい仕組みづくりを訴えた。
要望書では、インフレや金利上昇といった外部環境の変化に事業者が対応できるよう、国の制度整備を要請。再公募の早期実施や地域振興策の継続も求めた。武藤氏は「地元に寄り添って丁寧に取り組む」と応じ、年内に具体的な対応策をまとめる方針を示した。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く