【ニューデリー共同】インドメディアは17日、極左過激派のインド共産党毛沢東主義派(毛派)が和平交渉を進めるため武装闘争を一時停止し、連邦政府に1カ月の停戦を提案する声明を出したと伝えた。インド当局は声明の真偽を調べている。

 報道によると、声明は8月15日付で毛派報道官の署名があった。「内外の状況の変化と首相や内相らから寄せられた要求を踏まえ、武器を放棄すると決めた」と記載されているという。

 毛派は土地を持たない貧農層などの解放と社会変革を目指すとうたう武装組織。インド政府は来年までの壊滅を掲げ掃討作戦を進めている。