三重県鈴鹿市が生活保護申請の際、財布の中身を箱の中に出させ、1円単位で確認していた問題を巡り、末松則子市長は17日の定例記者会見で「われわれも悪かった」とこれまでの対応を謝罪した。8日から申請者の自己申告にとどめる方法に変えており「市民に寄り添って、生活保護の運営に取り組む」と述べた。
同市は、少なくとも5年以上前から窓口を訪れた申請者全員に対し、用意した箱に、財布内にある現金を、硬貨を含め全て出すよう求めてきた。市側は「保護費を正確に算出するために必要」と説明してきたが、共同通信などが問題を報道。市は4日、自己申告に改めると発表していた。
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