関西経済連合会の松本正義会長は17日、大阪市で開かれた定例会見で、一部保存の方針が決まった大阪・関西万博の大屋根リングについて、維持費の負担に慎重な考えを示した。松本氏は会場整備費や入場券購入といった資金集めでリーダーシップを発揮したが「関経連が旗振り役にはならない」と述べた。
大屋根リングは北東部の約200メートル分を保存する方針。国や大阪府市、日本国際博覧会協会(万博協会)の関係者による16日の会合で合意した。協会の試算では改修や維持管理にかかる費用は最大で約90億円。堅調な入場券販売を背景に運営費の黒字分を活用する案などが出ている。
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