1月に受験生が軽乗用車にはねられ死亡した事故現場付近に手向けられた花=17日午後、福島県郡山市

 福島県郡山市で1月、大阪府から大学受験に訪れていた10代女性が軽乗用車にはねられ死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)と道交法違反(酒気帯び運転)の罪に問われた郡山市の池田怜平被告(35)の裁判員裁判で、福島地裁郡山支部は17日、懲役12年(求刑懲役16年)の判決を言い渡した。

 起訴状によると1月22日午前6時半ごろ、酒気を帯びた状態で車を運転して赤信号を無視し、横断歩道を渡っていた女性をはねて死亡させたとしている。