名古屋市発注の観光客誘致事業で便宜を図ってもらう見返りに元市担当課長に計約40万円分の賄賂を渡したとして、贈賄罪に問われた広告会社「ニック」(同市)の取締役桑原清美被告(54)=同市西区=に名古屋地裁は17日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。
森島聡裁判官は判決理由で「事業の公正さに対する市民の信頼を大きく損ね、結果は重大だ」と述べた。
判決によると、被告は観光プロモーション業務受注の見返りとして、23年3月~24年12月、元市担当課長=収賄罪で有罪判決=に11回、計約28万円を渡したほか、大塚被告に預けていた計約14万円の返済を免除した。
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