成年女子板飛び込み決勝 準優勝した榎本(栃木トヨタ)の5回目の演技=滋賀県のインフロニア草津アクアティクスセンター、磯真奈美撮影

 国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」は15日、大津市の滋賀ダイハツアリーナなどで会期前競技が行われ、体操の少年男子団体総合で本県は308・727点で2年ぶりの3位に輝いた。飛び込みの成年女子板飛び込みは榎本遼香(えのもとはるか)(栃木トヨタ)が2年ぶりに準優勝した。

 体操少年男子の本県は作新学院高の単独チームで出場。エース谷田智治(たにだともはる)が鉄棒で全体2位の13・700点、平行棒でも全体3位の得点をマークするなどチームを引っ張った。榎本は3位で迎えた4回目で順位を2位に上げ、最後までキープした。

 競泳は少年女子A50メートル自由形で後藤結愛(ごとうゆあ)(佐野日大高)が5位に入った。

郷土への想い胸に準V 成年女子板飛び込み・榎本

 郷土愛が原動力だ。成年女子板飛び込みの榎本遼香(えのもとはるか)(栃木トヨタ)は、2大会ぶりの準優勝。「去年は表彰台を逃した分、ことしは栃木のために少しでも貢献したかったので」と胸をなで下ろした。