福岡資麿厚生労働相は16日、人手不足の介護現場の負担軽減に向け、人工知能(AI)やロボットなど「介護テクノロジー」の利用を後押ししていく考えを示した。松山市の特別養護老人ホーム(特養)を視察後「職場環境の改善や生産性向上のさらなる推進に取り組む」と記者団に述べた。
視察した特養の「サンシティ北条」は、おむつ交換のタイミングをAIが知らせるシステムを昨年5月に導入。入所者の尿漏れの回数やおむつ交換の確認回数などが大幅に減り、夜勤時などの職員の負担が軽減した。福岡氏は「全国の事業所で生かせるよう周知していく」と語った。
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