愛知県江南市の市立小の校内に、児童や保護者に説明なく、隠しカメラ1台が設置されていたことが16日、市教育委員会への取材で分かった。設置を指示した当時の校長は、市教委に「児童の靴へのいたずらに対応するためだった」「防犯目的で盗撮ではない」と説明。約4カ月後に取り外したという。
市教委によると、校長の指示を受け、当時の教頭が2022年6月、火災報知機のような形をしたカメラを、げた箱や廊下が写るよう天井に設置した。カメラの映像には児童がいたずらをする様子が写っていた。トラブル解決のめどが立ち、同10月に撤去したという。
校長はカメラ設置の際、市教委へ報告したが、保護者には説明していなかった。
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