自民党の林芳正官房長官は16日午後、国会内で記者会見を開く。石破茂首相の退陣表明に伴う総裁選(22日告示、10月4日投開票)に立候補する意向を表明する。小林鷹之元経済安全保障担当相も16日午後、国会内で出馬会見を行う。表明済みの茂木敏充前幹事長は東京都内のスーパーを視察する。
総裁選では自民、公明両党が物価高対策として参院選公約に掲げた一律現金給付の是非が論点の一つ。各候補が経済をはじめとした政策を競う。
林氏は、岸田前政権下の2023年12月に官房長官に就任し、昨年10月発足の石破政権で再任された。内閣の中枢で首相を支えた立場から、秋の臨時国会をにらんだ追加経済対策の必要性にどう言及するのかが注目される。閣内からは小泉進次郎農相も出馬の決意を地元支援者に伝えている。
小林氏は13日、物価高が続く現状を踏まえ「強い経済をつくるための政策を訴えたい」と記者団に語った。これまで現金給付に関しては「民意を得られなかった」と否定的な考えを示している。
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