【モスクワ共同】ロシアで12~14日に統一地方選が実施された。住民の直接投票による知事・首長選が行われた20地方での15日までの暫定開票結果によると、与党「統一ロシア」の推薦候補が6割前後~9割前後を得票して全勝を確実にした。ウクライナ侵攻を続けるプーチン政権を支える与党が信任される結果となった。
中央選挙管理委員会のパムフィロワ委員長によると、今回の統一地方選では地方議会選や市長選など各種選挙にウクライナへの「特別軍事作戦」に参加した1616人が立候補。統一ロシアのメドベージェフ党首(前大統領)は14日夜「私たちの同志たちは市民生活において既に結果を出す能力を証明している」と述べ、侵攻参加経験者の選挙結果に期待を示した。
プーチン大統領は侵攻作戦経験者を「英雄」と位置づけ、公的機関の幹部として登用する施策「英雄の時代」を推進している。
パムフィロワ氏によると、西部ベルゴロド州とブリャンスク州では選挙期間中に計4カ所の投票所にウクライナ側の無人機攻撃があった。
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