【ドーハ共同】イスラエルがパレスチナのイスラム組織ハマス幹部を狙ったカタールでの空爆を巡り、ハマス幹部スハイル・ヒンディ氏は13日、カタールを仲介役とする自治区ガザの停戦交渉について「再検討している」と表明した。停戦条件などで大幅な変更を求める可能性があり、先行きは一層不透明になりそうだ。首都ドーハで共同通信の単独インタビューに応じた。
9日の空爆後、ハマス幹部がドーハで対面インタビューに応じるのは異例。ヒンディ氏は当時、空爆を受けた場所に向かう予定だったという。
停戦交渉でハマスの交渉団トップを務めるハイヤ氏らは無事だと主張した。ただ詳細な現状については明らかにしなかった。イスラエルはカタールにハマス幹部の追放などを求めている。
空爆時、ハイヤ氏らは米国に提示された新たなガザ停戦案を協議していた。ヒンディ氏は今回の攻撃でイスラエルが「レッドライン(越えてはならない一線)を越えた」と指摘した。交渉を打ち切ることはないが「交渉のメカニズムを再検討している」とした。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く