5回、宇都宮の広澤が2点適時打を放つ=エイジェックスタジアム

 来春のセンバツにつながる第78回秋季栃木県高校野球大会は13日、清原球場など3球場で1回戦7試合が行われて開幕し、宇都宮、幸福の科学学園、鹿沼などが2回戦に進出した。

 宇都宮は10-0で真岡工に六回コールドで快勝。4番広澤和真(ひろさわかずま)が4安打8打点の活躍を見せた。

 幸福の科学学園は1点を追う六回に暴投と高山信綺(たかやましんぎ)の適時打で2点を奪って逆転。七回は打線がつながり5点を挙げて栃木翔南・栃木農・佐野松桜の連合チームを10-5で退けた。

 鹿沼は四回に1番岸悠翔(きしはると)の2点適時二塁打など打者一巡の攻撃で6点を挙げるなど10-6で矢板中央に打ち勝った。

 大会第2日は14日、同球場ほかで1回戦6試合が行われる。

仲間が好機演出 4番が大暴れ

 まさに4番の働きだった。宇都宮の広澤和真(ひろさわかずま)が4安打8打点の大暴れ。「甘いボールをしっかり強いスイングで打てた」。