日本生命保険の社員が出向先の社外秘情報を不正に持ち出していた問題を巡り、日生子会社の「ニッセイ・ウェルス生命保険」は13日、販売代理店である三井住友銀行とみずほ銀行への出向者で同様の事案が確認されたと明らかにした。日生で問題が表面化したことを受け、グループ会社でも内部調査を進めていた。
不正に取得したのは、出向先銀行の金融商品の販売方針や保険の販売実績など。情報の一部はニッセイ・ウェルス内の会議で共有され、営業推進に活用されていた。持ち出した件数や関わった人数などは調査中としている。
ニッセイ・ウェルスは、すでに金融庁に事案を報告した。
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