警察庁が入る中央合同庁舎2号館=東京・霞が関

 警察庁は12日、2022年に大分県別府市で大学生2人がひき逃げで殺傷された事件など4事件で、手配中の容疑者逮捕に結びつく情報の提供者に最高300万円を支払う公的懸賞金(捜査特別報奨金)の応募期間を、11月1日から1年間延長すると発表した。

 対象はひき逃げ殺傷事件の八田與一容疑者(29)、岩手県宮古市で08年に起きた女性殺害事件の小原勝幸容疑者(45)、東京・六本木のクラブで12年に男性客が殺害された事件の見立真一容疑者(46)=国際手配中、群馬県で1998年に起きた一家3人殺害事件の小暮洋史容疑者(56)。

 八田容疑者には最高500万円、見立容疑者には最高300万円の私的懸賞金もある。