陸上の世界選手権東京大会開幕前日の12日、女子やり投げでパリ五輪覇者の北口榛花が本番会場の国立競技場で助走の感触などを確かめた。練習後には拠点とするチェコの報道陣の取材に応じ「自分の人生の中で、最初で最後の自国開催。最高の思い出をつくりたい」と語った。
右肘の炎症から8月に実戦に復帰。直前のトルコ合宿も順調だったといい、ダビド・セケラク・コーチは「肘は問題ない。(2年前の)ブダペスト前よりもいい状態になっている」と太鼓判を押した。2連覇を目指す女王も「とても楽しみ。皆さんにも楽しんでもらいたい」と意気込んだ。
大会2日目の女子マラソンに出場する日本代表はオンラインで会見。2017年以来、2度目の出場となる安藤友香は「最低限入賞を目指してやれることをやる」と気合を込めた。
前回大会で20位の佐藤早也伽は「レースの雰囲気にのまれたところが大きかったので、今回は状況を判断しながら走れたら」と決意。初出場する小林香菜は「自分が成長して次につなげられるレースにしたい」と語った。
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