国税庁は12日、能登半島地震を受けて石川県輪島市と珠洲市、穴水町、能登町で実施していた国税の申告・納付期限の延長措置を終了し、10月末を期限とすると発表した。申告・納付が難しい被災者については個別に相談に応じ、期限を延長できるようにする。能登半島地震に伴う延長措置は全ての地域で終わる。

 2024年1月の地震発生後、石川、富山両県全域で延長措置を実施。その後段階的に対象地域を縮小していた。