【キーウ共同】松田邦紀前駐ウクライナ大使が10日、キーウを訪問し共同通信の取材に応じた。ロシアとの戦闘終結後に欧米が提供するウクライナの「安全の保証」について「地上部隊派遣は難しいかもしれないが、財政支援やエネルギー協力など日本の強みを発揮できる分野は多い」と述べ、積極的に関与すべきだと訴えた。
松田氏は、2014年に始まったウクライナ東部紛争での停戦監視団に日本からも外務省職員を派遣した例があると指摘。「戦後の人員派遣も議論を尽くす必要がある」とした。
ロシアの無人機がポーランド領空を侵犯した事件は「欧米が強い反応を示さなければウクライナ周辺国に飛ばし続ける可能性がある」と警告した。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く