北海道・知床の羅臼岳(1660メートル)で登山客がヒグマに襲われて死亡した事故を受け、環境省や地元自治体などでつくる「知床ヒグマ対策連絡会議」は11日、斜里町で記者会見を開き、再発防止に向けて、入山者に対するマイカー規制や事前レクチャーの導入のほか、登山道閉鎖の基準策定についても議論する方針を明らかにした。
環境省釧路自然環境事務所の岡野隆宏所長は、登山者への情報提供や登山道の管理の在り方などを協議していくと説明した。連絡会議は本年度内をめどに再発防止策をまとめる予定で、事故を受けて閉鎖されている羅臼岳の登山道開放は報告書の完成以降となる。
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