11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比27銭円安ドル高の1ドル=147円77~78銭。ユーロは19銭円安ユーロ高の1ユーロ=172円79~83銭。

 日経平均株価の終値が4万4000円台を付けたことなどから投資家のリスク選好姿勢が強まって、比較的安全な資産とされる円を売りドルを買う動きが優勢となった。

 市場関係者は「米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、様子を見る投資家も多かった」と指摘した。