国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金100万円を詐取したとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使の罪に問われた元日本司法書士会連合会副会長の野崎史生被告(58)=名古屋市名東区=に名古屋地裁は11日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
藤根桃世裁判官は判決理由で「職務上の知識を利用して犯行に及んだと考えられ、悪質さは際立っている」と指摘。動機は「ギャンブルなどに使う金ほしさで、酌むべきところはない」と述べた。その上で、詐取金を返還していることなどから執行猶予を付けた。
連合会によると、野崎被告は23年6月から副会長を務めていたが、今年2月に辞任した。
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