【ソウル、ワシントン共同】韓国政府は11日、米移民捜査当局に拘束された現代自動車などの工場の韓国人労働者らがチャーター機で米国を出国し、12日午後にソウルに到着する見通しだと明らかにした。拘束された外国人14人を含む330人が搭乗予定で、韓国メディアは日本人3人も含まれると伝えた。
日本外務省の担当者は「韓国側と連絡を取りながら対応している」と述べるにとどめた。
韓国の李在明大統領は11日の記者会見で、米当局による拘束について「企業は当惑し、対米直接投資にも影響が出るだろう」と懸念を表明した。
韓国の趙顕外相は10日、ルビオ米国務長官とワシントンで会談し、米当局が労働者を拘束、連行する映像を公開したことに「深い憂慮」を伝達した。「多くの国民が衝撃を受けた」と指摘した。韓国外務省が発表した。
趙氏は、捜査対象となった人たちは「米国の製造業復興のため、技術やノウハウを伝えに来た」と説明。早期出国や、将来の米国への再入国時に不利益を被らないよう強く要請した。
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