【ベルリン共同】ドイツのメルツ首相は10日、ロシアの無人機がポーランド領空を侵犯したことを受け「北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)の加盟国の国民を危険にさらした。ロシアの攻撃的な行動を強く非難する」との声明を発表した。 メルツ氏は「ポーランドがNATO加盟国と協力して、危険を早期に排除できたことは良いことだ」と領空侵犯への対応を評価。NATOは今後も防衛体制を維持し続けると強調し、ロシアをけん制した。