ホワイトハウスで記者会見するキャロライン・レビット米大統領報道官=9日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】レビット米大統領報道官は9日の記者会見で、トランプ大統領が2001年9月の米中枢同時テロから24年となる11日夜、大リーグ・ヤンキースの試合があるニューヨークのヤンキースタジアムに足を運ぶと発表した。同時テロ犠牲者の追悼の一環。11日午前には首都ワシントン近郊の国防総省での追悼式に出席する。

 ヤンキースタジアムでは同時テロ後の01年10月、当時のブッシュ(子)大統領がワールドシリーズ第3戦で始球式を務めた。悲しみが癒えない中、ブッシュ氏は“ストライク”を投球。USAコールがわき上がり、テロ後の米国民の団結と希望を示す象徴的な場面として記憶されている。