【ブラジリア共同】ブラジル最高裁は9日、クーデター計画などの罪に問われたボルソナロ前大統領らの公判を開いた。公判を指揮するデモラエス判事は、ボルソナロ氏が計画の首謀者と指摘し「政権転覆を企てたことに疑いの余地はない」として、有罪判決が相当との意見を述べた。有罪か無罪かはデモラエス氏ら計5人の判事による多数決で11日までに決まる。
有罪の場合は12日に量刑が言い渡される見通しで、40年超の禁錮刑となる可能性がある。
デモラエス氏は、ボルソナロ氏が2022年、大統領就任が決まっていたルラ現大統領の暗殺計画に関与したのは「明白だ」と強調し、独裁者のような行為を「許すことはできない」と非難した。
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