世界遺産・興福寺(奈良市)など多くの歴史的建造物がある奈良県で、建築の担い手である宮大工の育成を目指そうと、同県教育委員会は9日、神社仏閣の修繕などを学ぶ「伝統建築科」を来年4月に県立奈良南高=同県大淀町=に新設すると発表した。県教委によると、公立高で伝統建築を専門に学ぶ学科は全国的にも珍しい。
新学科は既存の建築探究科と森林・土木探究科を改編して設置する。設置に伴い門戸を県外にも広げ、全国から出願可能とした。定員は37人。
新学科では、世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)などの見学や現役宮大工からの技術指導、文化財修理の体験などを予定している。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く