自治体による医療機関への立ち入り検査の際に、死亡診断書の虚偽記載などが疑われる事例を把握した場合、速やかに警察に連絡するよう都道府県などに求める通知を厚生労働省が出していたことが9日、同省への取材で分かった。入院患者間の殺人を隠蔽するために虚偽の死亡診断書を遺族に渡すなどしたとして犯人隠避罪で元病院長らが起訴された、青森県八戸市の「みちのく記念病院」での事件を踏まえた対応。
通知は6月27日付で、「死亡診断書または死体検案書について、検査の際、虚偽の記載や文書の偽造が疑われる場合は、速やかに管轄警察署に連絡する必要がある」と明記した。
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