小泉進次郎農相は9日の閣議後記者会見で、政府備蓄米の制度を将来的に見直し、保管して一定年数が経過したコメを主食用として定期的に放出、販売することも選択肢だと述べた。割安なコメを継続して消費者に提供する狙い。コメ価格の高騰が続き「消費者の中には(5キロ当たり)2千円台でないと買えないという方がいる」と強調した。
備蓄米は現在「棚上げ備蓄」という方式を採用し、倉庫に数年間保管した後、コメの市場価格に影響を与えないように飼料用米として販売するのが原則。今年は価格高騰を抑えるため、緊急措置で備蓄米を市場に放出している。随意契約での放出分は5キロ当たり2千円程度で販売されている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く