東京都葛飾区で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が自宅で殺害、放火された事件で、現場で見つかった犯人のものとみられる血痕が付いたマッチ箱に、手袋で触ったような模様が付いていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。犯人が着用し、証拠を残さないようにした可能性がある。
事件は9日、未解決のまま発生から29年となり、遺族らが現場跡地で献花した。父賢二さん(79)は「解決が今日か明日かと待ちわびる遺族にとって、歳月の流れの速さを改めて感じる。思いを発信し続けることが重要と心がけている」と捜査の進展を願った。
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