週明け8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台半ばで取引された。
午後5時現在は前週末比69銭円高ドル安の1ドル=147円52~53銭。ユーロは02銭円安ユーロ高の1ユーロ=173円08~12銭。
財政規律を重視する石破茂首相の退陣表明を受け、次期政権が財政拡張的な政策を打ち出すとの見方から、朝方は円売りドル買いが優勢となった。午後に入ると米国経済の先行き懸念が改めて意識され、ドルを売って円を買う動きが先行した。
市場関係者は「市場の注目は今週発表される米国の物価指標の結果に移りつつある」と指摘した。