新潟県などは8日、世界文化遺産「佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)の朝鮮半島出身者を含む全ての労働者の追悼式を9月13日に開くと明らかにした。県と市、民間団体で構成する実行委員会が主催し、2回目。韓国政府は追悼の辞の内容に関し、労働の強制性の表現を巡って意見が折り合わなかったとして、昨年に続き欠席する。
県によると、参加者は80人程度で調整。実行委関係者は「今年も韓国側が来なくてとても残念」と話した。
日本政府は世界遺産登録に当たり、労働者の追悼行事を毎年行うと表明。昨年11月に初開催したが、追悼の辞で「強制労働」との表現を避けたい日本側との溝が埋まらず、韓国側は欠席した。
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