金沢弁護士会は8日、昨年の能登半島地震と豪雨で被災した石川県輪島市に法律事務所を開くと発表した。奥能登地区(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)の弁護士は9月時点で1人のみとなっており、被災者と密に連絡を取り合える環境を整備し支援の充実を目指す。開所は11月下旬の予定。
金沢弁護士会によると、能登地震以降、公費解体や被災物件の相続などに関する相談が2千件以上寄せられた。開設されるのは、弁護士が少ない地域で日弁連や各地の弁護士会らの支援を受けて運営される「ひまわり基金法律事務所」。市内の空き地に仮設の事務所を設ける。
事務所長には沖縄弁護士会の平良卓也弁護士(55)が就任する。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く